君は住宅街で愛を叫んだ

「お姉ちゃんッ、UFOがいるよッ!」



リビングにいるお姉ちゃんにそう叫んだ。

なんてアホらしい理由だろう。咄嗟に出た言葉に呆れてしまう。




「は? いるワケ───ってちょっと‼︎」




いや、うん。

言おうとしていることは分かるんだけどさ。



申し訳ないけれど、お姉ちゃんの細くて白い腕を引っ張って私の部屋に連れ込んで窓を開けた。


ワケが分からないとギャイギャイ文句を言ってくるお姉ちゃんを尻目に、部屋を出て。


これであとは、待つだけだ