君は住宅街で愛を叫んだ

まぁ、そんなワケで。


幼なじみは自信を付けた。オレは頑張ったから大丈夫!ってね。





「最近、裕太良いオトコになってんじゃん」



裕太ってのは幼なじみの名前である。

お姉ちゃんの口から飛び出した言葉を聞かせると、アイツは窓から飛び出しかけた。アホか。




「今までありがとな、観月」



ヘヘッと笑うその姿をしっかりと目に焼き付ける。

今、お姉ちゃんに告白するらしい。

……制服で。

あれだけファッション誌で研究したのに、制服で伝えるのか。


なんて思ったものの、アンタらしいよ。と笑った。