俺の体の状態が良くなってから、弟4人に会いに行った。

「ただいまー」

「あー!翔にぃだ!この人だーれ?」

「お前らの兄貴。光」

「俺、会ったことねぇよ」

「当たり前だ。こいつは養子に行っていたからな」

「初めまして。市橋光です」

「初めまして!」

俺は皆に点滴の痕を見せた。

「まさか兄貴病気?」