「バイクはここにいる俺のダチに家に持ってきてもらうから。無理すんな」

「うん・・・」

俺が家に帰ると主治医がいて、俺は点滴を付けながらベッドに横たわった。そばには哲人と文化祭帰りの千早と翔がいてくれた。

「光、ごめんな?俺、お前のことちゃんと見てやれてなかった。俺もここに住んじゃダメか?」

「良いよ・・・。体の弱い、弟でごめんね・・・」

「気にすんな。知ってたか?お前には弟が4人いるんだぞ。今度お前の体の状態が良いときに会いに行こうぜ」

「うん・・・」