君を好きになったのは中2の技術。
他愛のない話をして、笑いあったよね。

気付いたら、そのときはもう

好きになったんだ。

でもムダなんだよね。君に想いを寄せることも。
何度も“好き”って言っても君は、耳を塞いだように私の声は届かなくて。
あの時優しく、それも残酷に、突き放されて突き放したの。

誰かを想うって、難しいんだよ。
誰かを想うって、苦しいんだよ。
誰かを想うって、罪なんだよ。

君は、私に惚れさせた罪。
だから、犯罪者。
私は、被害者。
君に、溺れた。哀れな女の子。


どんなに利用されても、どんなにひどいことされても、どんなに裏切られても、好きなんだから嫌いになんてなれないんだよ。

気付いてよ...知らない振りなんてやめてよ。
私を好きになってよ。
私を恋の罪で捕らえて....。