好きな人と大事な人。


「どーぞ」

そう言ってドアを開ける裕翔に
お邪魔しますと言って入っていく。

「久々に来たけど相変わらず広いよね。」
「物がさらに消えたねー」

ここは裕翔の部屋。今は折りたたみの机が一つとカーペットが敷いてあるだけ。

「いくらなんでも少なくね?」
「ほとんど帰ってこねーもん。
ほら、そんなことより酒用意しよーぜ。」

まえに、仕事が毎日忙しいから仕事場で
徹夜してそのまま寝ちゃうことも多いって言ってたっけ。