「愛してる。」
少し体を離し、目を見て言葉にした。
「突然なんだよ」
平静を装ってるけど、顔は真っ赤。
こんな私の一言で照れてくれる。
「私は幸せ者だなーって。」
ずっとね、思ってたんだ。
あの日。秋夜が“好き”と言ってくれた日。
その時からずっと
秋夜は “大事にしたい人” だった。
恋をしてるのかって聞かれたら
わからなかったけど
一緒にいたいと思ったし、
傷つけたくないと思った。
秋夜を守りたくて、その役目だけは
他の人に渡したくないとも思ってた。
全く気づいてなかっただろうけどね。
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