言葉にすると自然と笑えて、
少し緊張とかしてたんだけど
やっぱり2人は私の特別な人達だから。

「とつぜんどーしたの!」

柚香の驚いた顔も、裕翔の照れた顔も、
秋夜ですら驚いているのも、
全部おかしくて、緊張なんて消えた。

「2人はずっと、私の“好きな人”だから」

裕翔は初恋で憧れの特別な友人として。
柚香は可愛い親友…そしてこれからは義妹としても。
これから先も、ずっと私の大好きな人。

「はるなぁ〜!ありがと〜!!」

ぎゅって抱きついてくる柚香の頭を撫でる。
高校の頃から自然とこんな感じだから、
義妹になっても変わらない気がしてる。