「よっ!」「はーるなっ!」

「柚香!裕翔!」

ひょこっと顔を出して入ってきたふたり。
昨日はあのあと、呑み過ぎないうちに解散した。2人には色々頼んでたし、
なにより2人に来てもらいたかったから。

「わぁー!はるなめっちゃ綺麗!」

「ありがと、憧れてたから嬉しい。」

素直に嬉しくて喜ぶと、
柚香も笑ってくれた。

「春凪、秋夜、おめでと。」

「おう。」 「ありがと。」

「お前らが先に結婚するとはなぁ…。」

そう悔しそうに言う裕翔。

もしかしたら、近いうちに義妹のウェディングドレス姿が見れたりするのかも。