やっぱりあなたが好きなんです。

岳人先輩の部屋に来た。
あの頃から何も変わってない。
この部屋には色んな思い出がある。
思い出すだけで涙が出そうだ。
「美嘉、来てくれてありがとう。
どうしても、メールや電話じゃなくて、直接いいたくて。」
なんだろう。怖いな。
「美嘉。俺、美嘉が好き。
1回別れてるし、嫌だろうけど。俺のことなんてもう好きじゃないだろうけど、俺は、美嘉が好きだから。」