やっぱりあなたが好きなんです。

祭りの次の日。
私は、岳人先輩からのメールを見て、固まっていました。
《美嘉、ごめん。
俺、やっぱり美嘉が忘れられなくて。
俺から別れを告げたくせに美嘉が好きなんて、自分勝手だよな。
でも、ごめん。この気持ち伝えずにはいられなくて。》
なんなの、今さら。