「俺は、千葉のこと信じないよ」
千葉さんは驚いた顔をする。
「なっ!!」
「俺は、お前のこと信じない。
光原さんが関わったことのない千葉を呼び出す必要ないし、まず光原さんがそんなこと言うわけがない。
俺は、まだ出会ってそんなに経ってねぇけど、光原さんがうそつかないってこと分かってるから」
すると、千葉さんたちは
「な、なによっ!
もう、いい!!2人ともいくわよっ!」
パタパタと3人は裏庭を後にした。
すると、すぐに琴原くんが
「ごめん…俺のせいで嫌な思いさせて……」
「そんなこと………ないよ……、」
私が、琴原くんと仲良くしてたのがいけなかったし。
「……なんかあったら俺のこと頼って?
俺は、光原さんがなんかあったとき1番に駆けつけてやるから」
「……琴原くん……」
ねえ、琴原くん、その言葉はうぬぼれでいいの?
そして、冬。


