瞳に映るのは。



ー夏。


ちょうど、9月にある文化祭の集まりとかでまた、琴原くんと話すことが出来た。


「あれっ、光原さんも文化祭実行委員なの?」


「あっ、うん……。

……琴原くんも?」


「うん、そうそう。

俺、こーいうの燃えるタイプだからさ」



「そうなの??」


「そそ。中学ん時からこーゆうの好きで絶対に立候してたよ」


「そうなんだね!」


「うん。光原さんは?」


「わ、私も、こーいうの好きで、実行委員として働きたいって思ったからなんだ」



「俺たちなんか似てるね」


「うん……」