年も明け、相変わらず1人の私


昨晩から大雪が降ったらしく珍しく家の周りにも雪が積もっていた。


昨年も一度こういうのがあった。


丁度、沙月の病気が判明した日だった。



ここ最近は先輩も受験があるらしく全然会えていない。


私の日課はもう何もない。



ピンポーン


いきなりインターホンが鳴り響き確認してみると先輩がいた。


急いで玄関に走りドアを開けた。


「久しぶり、比菜ちゃん。」

「どうしたんですか…?」