「先輩が良ければ…、」
どうせ家に帰っても何もないし
誰もいないし何もすることないし、
「え…!本当に?比菜ちゃんのことだから駄目って言われると思ってた。」
「基本的に暇人ですし、小さい子は好きですから別に大丈夫ですよ。」
パァーっと笑顔になった先輩をみたら
少し可愛く思いクスッと笑ってしまった。
「あ、家は大丈夫?」
「両親仕事で帰ってこないので気にしないで大丈夫ですよ、」
そうなんだ、、とだけ言いそれ以上は何も聞いてこなかった。
スーパーから徒歩5分の場所に先輩の大きな家はあった。
「あっ!爽真、おせーよ!
…って、女連れ?!え、カノジョさん?!」
「うるせぇ、黙れ兄貴。」

