「真美、髪の毛染めたんやね」
「…え?」
「それとめっちゃ髪短くなったやん、昨日行ったん?」
「ゆあ…?」
「ていうかこの包帯とケガなんなん?私なにしてこんなんなったん?」
「ゆあ!!」
突然真美から名前を呼ばれて静止する。
さっきからビクッとなってばっかり。
とりあえず真美の顔を見てみるけど。
「…髪型変えたん、半年も前やで?」
絶望のような、安堵のような。
そんな顔をして私を見つめる。
「へ?」
いやいやいや。
なに言ってるん?
「一昨日と違うって、髪型」
「…一昨日?」
「ちょ、怖いねんけど」
「ゆあ」
「ん?」
「3日前何があったのか覚えてる?」
突然の質問。
思わず首を傾げる。
「なんで3日前?」
「ゆあここでずっと寝てたんよ」
「ふーん?」
てことはめっちゃ寝てたんやな。
3日前、3日前。
うーんと。
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