次の日。
「え?なんて?」
「だから!あんたの制服やらなんやら届いたの!」
「ええええ!」
起きてびっくり。
リビングには大きな鞄があって。
その中には制服やら服やら化粧道具やら。
なんで?!
どこから?!
「あの、これ…」
「30分くらい前に持って来よったんや!あーもう寝てたのに!」
「30分前…」
今は6時半。
てことは6時くらいに?
時間的にはちょっとあれやけど。
でも凄く助かる!
「よかった…!」
けど、誰が?
誰がどこからここまで持ってきてくれたんやろ?
あ!
昨日の男の子家知ってるっぽかった!
「もしかして髪明るい女の子みたいな子が持ってきてくれた?」
「はあ?全然違うわ」
「へ?」
「黒髪の男前の子、ていうか寝るし音立てんなや!」
ん?
黒髪?
今度は誰?
「名前は?!」
「聞くかそんなもん!」
いやいや!
聞けよ!
ていうか普通聞くやろ!
目の保養なったわー、とか言いながら寝室に向かうおばさん。
私も学校への準備をしたいので早々と二階に上がり鞄の中身を整頓した。
「わざわざクリーニングまで出してある…」
なんだか申し訳ないやら。
はっ!!
化粧から始めなくちゃ!
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