しかし男の姿はもう米粒より小さくて。
イライラしながら家まで歩き玄関を開ける。
靴が2足あったので静かに階段を登って借りている部屋に向かった。
「はーあ、」
結局よく分からなかったなー。
でも一つだけ分かった。
私には彼氏がいるらしい。
てことは連絡しな心配するやんな?
着替えて新しい携帯を動かしてみるけれど、残念ながら全て初期化。
メッセージ等も壊れていたのでダウンロードから始めなくてはいけなくて。
「役立たず!」
はぁーあ。
明日から学校行って真美の連絡先教えて貰わなきゃなー。
ちゃんとバックアップしてなかった自分が悪いんやけど。
体はボロボロ、鞄もボロボロ。
携帯は使えなかったし服も制服もないし。
『金持ちの子』
それも誰かはわからない。
でも私はそこに住んでいたらしい。
じゃあそこに荷物があるってこと?
場所わからんのに…
「とりあえず寝てしまおう…」
制服は明日考えよ。
最悪朝一番に真美の家行って借りよう。
…うん、そうしよう。
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