「彩葉せんぱーい!!」

「っ!!」


 休み時間に本当に来た安倉君。

 でも突然すぎて、飲んでいたジュースを吹き出しそうになったよ。


「本当に来てくれたんだね。行こっか!」

「当たり前じゃないですか!はーい」


 図書室に来て、まずはパソコンを起動させる。


「これ、パスワードはtoshoね。誰にも言わないように!」

「はい!」