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優馬くん。


これで最後にします。
あなたにこうやってこんな話するのは


嘘だったとしても
あなたの「好きだ」「一緒にいたい」
その言葉が聞けて嬉しかった。


たとえ、あの温もりが偽りだったとしても
こんな私を大事にしてくれて
本当に幸せだった。


これからは
冬馬の妻として
あなたの義理の姉として
優馬くんのことを陰ながら
見守っていくね。


もうしばらくは
あなたへの気持ちを
完全に消し去ることは出来ないけど
それは、ごめん。許してね。


大事なものが
守らなきゃいけないものが
私には増えたから
きっとこの気持ちは消える。


そんな気がする。