「初めまして、ユウカです」
「よろしくね!ハナノだよ!」
「じゃあ早速だけど、こっちおいで!」
2年生 野球部マネの ハナノ先輩
後ろをついて行くと、さっきまでふざけてた
男の人たちが、必死に筋トレをして居た。
その日はたまたま中練で、
中練の日は仕事がなく、
ジャグを置いてその横に
マネの先輩と立って話して居た。
「どうして、野球部に入ろうと思ったの?」
私はギクリ、とした。
「実は、何か今までと違うことを始めたかっただけで来ちゃったんです。」
「今までと違うこと?」
「私は、野球を全く知りません。でも、何かを全力でやりたくて。」
そう、私はその当時野球を知らなかった。
【何人でやるの?】それすら知らない、
そんなレベルだった。
「そうなんだ!じゃあいっぱい教えてあげるから、なんでも聞いてよ!」
そんな私に、ふざけてる!とか言って怒るわけでもなく
優しく話してくれた。
その時、ジャグを飲みに来た1人の選手がいた。
「あっち〜」
ちらっと見た時目があってしまって
あ、さっきの挨拶したカズマさんか!と
思った時
「アイツと同じクラスなんだって?笑アイツうるさいでしょ!笑」
野球部に唯一同じクラスの
カズナリ君がいる。
同じクラスといったって、まだ2年になって
数日だった。
「はいっ同じだけど話したことありません笑笑」
「なんで敬語よ笑笑タメだよ俺!笑笑」
先輩だと思っていた彼は、同い年だった。
朝の部と昼の部は、言っちゃえば面識がない人がほとんど。
だから、先輩だと勘違いしたんだ…
そのせいで余計に、
恥ずかしさと、気まずさが生まれた。
人見知りの私にはとても苦しい時間だった。
「きょーつけーれい」「おつかれっしたー」
部活後のミーティングも終わり、
唯一慣れてるケンケンと帰ろうとした時
カズマ先輩…じゃなくてカズマくんが
「あれ、今日だけマネージャーだったのー?ざんねーん、、また来てね!」
そんな事を言ってもらえると思ってもなくて
この言葉は今でも忘れられない。
「よろしくね!ハナノだよ!」
「じゃあ早速だけど、こっちおいで!」
2年生 野球部マネの ハナノ先輩
後ろをついて行くと、さっきまでふざけてた
男の人たちが、必死に筋トレをして居た。
その日はたまたま中練で、
中練の日は仕事がなく、
ジャグを置いてその横に
マネの先輩と立って話して居た。
「どうして、野球部に入ろうと思ったの?」
私はギクリ、とした。
「実は、何か今までと違うことを始めたかっただけで来ちゃったんです。」
「今までと違うこと?」
「私は、野球を全く知りません。でも、何かを全力でやりたくて。」
そう、私はその当時野球を知らなかった。
【何人でやるの?】それすら知らない、
そんなレベルだった。
「そうなんだ!じゃあいっぱい教えてあげるから、なんでも聞いてよ!」
そんな私に、ふざけてる!とか言って怒るわけでもなく
優しく話してくれた。
その時、ジャグを飲みに来た1人の選手がいた。
「あっち〜」
ちらっと見た時目があってしまって
あ、さっきの挨拶したカズマさんか!と
思った時
「アイツと同じクラスなんだって?笑アイツうるさいでしょ!笑」
野球部に唯一同じクラスの
カズナリ君がいる。
同じクラスといったって、まだ2年になって
数日だった。
「はいっ同じだけど話したことありません笑笑」
「なんで敬語よ笑笑タメだよ俺!笑笑」
先輩だと思っていた彼は、同い年だった。
朝の部と昼の部は、言っちゃえば面識がない人がほとんど。
だから、先輩だと勘違いしたんだ…
そのせいで余計に、
恥ずかしさと、気まずさが生まれた。
人見知りの私にはとても苦しい時間だった。
「きょーつけーれい」「おつかれっしたー」
部活後のミーティングも終わり、
唯一慣れてるケンケンと帰ろうとした時
カズマ先輩…じゃなくてカズマくんが
「あれ、今日だけマネージャーだったのー?ざんねーん、、また来てね!」
そんな事を言ってもらえると思ってもなくて
この言葉は今でも忘れられない。

