もう4月だし、寒くないかなーと思って
ジャージは薄い長袖に半ズボン。
試合が始まり、隣でハナノ先輩がスコアを書く。
私にはもう何がなんだか…
「どお?分かる?w」
横からそう言って顔を覗いてきたのは
カズマくん。
「ちんぷんかんぷん。。。w」
「だよなw」
少し馬鹿にされた気もしたけど、
それまで緊張と人見知りのせいか、知らない人が沢山居て、居心地の悪さで
全身固まって居た
だから、話しかけてくれてすこしずつ
緊張がほぐれた。
守備の時、彼は私にバッテを預けた。
打席の時、彼は私にグローブを預けた。
その受け渡しが毎回緊張をすこしずつほぐしてくれて居た。
彼が打席が回らない時は
横に座って、
「あ、今のはヒットって言うんだよ」
「あれはゴロ。アウトね」
って、教えてくれて居た。
今まで出て居た太陽がだんだん雲に隠れて風が強くなってきた。
「寒くない!?やばい」
「寒いですよね、、」
ハナノ先輩とそんな話をして
自分達のブレザーを足にかけて居た。
それでも寒くて凍えていると
後ろから肩に暖かいものが掛かった。
「えっ?」
後ろを向くと
「寒いでしょ」
って言ってすぐに守備につくために走って行ってしまった彼。
『カズマくんってどこまで優しいんだろ』
そんな事を考えていたら
試合が終わってしまった。
ジャージは薄い長袖に半ズボン。
試合が始まり、隣でハナノ先輩がスコアを書く。
私にはもう何がなんだか…
「どお?分かる?w」
横からそう言って顔を覗いてきたのは
カズマくん。
「ちんぷんかんぷん。。。w」
「だよなw」
少し馬鹿にされた気もしたけど、
それまで緊張と人見知りのせいか、知らない人が沢山居て、居心地の悪さで
全身固まって居た
だから、話しかけてくれてすこしずつ
緊張がほぐれた。
守備の時、彼は私にバッテを預けた。
打席の時、彼は私にグローブを預けた。
その受け渡しが毎回緊張をすこしずつほぐしてくれて居た。
彼が打席が回らない時は
横に座って、
「あ、今のはヒットって言うんだよ」
「あれはゴロ。アウトね」
って、教えてくれて居た。
今まで出て居た太陽がだんだん雲に隠れて風が強くなってきた。
「寒くない!?やばい」
「寒いですよね、、」
ハナノ先輩とそんな話をして
自分達のブレザーを足にかけて居た。
それでも寒くて凍えていると
後ろから肩に暖かいものが掛かった。
「えっ?」
後ろを向くと
「寒いでしょ」
って言ってすぐに守備につくために走って行ってしまった彼。
『カズマくんってどこまで優しいんだろ』
そんな事を考えていたら
試合が終わってしまった。

