ある日の放課後私と里奈は図書室掃除の当番で図書室にいました。

「えー!まだ琴音、返事もらってないの??」

「うん…。」

「どうしたんだろうね。」

「きっと忙しいんだよ!」

「そうなのかな。」

「うん!あ、私ゴミ捨てに行くね!」

「はーい!」

私は先輩の返事を気にしながらゴミを捨てに学校の外のごみ捨て場に聞きました。

「よし。図書室戻らないと。」

「あはは!!ホントマジで有り得ないつーの!」

「先輩?」

ゴミ捨て場の近くに飯田先輩と他2人先輩の友達がいました。

「ほんと!受けるよな!飯田、まさか仲野から告白受けるんだってな(笑)」

「あれだろ?仲野って2年の中でもめっちゃ地味で暗いブスだろ?」

「そうそう。まさか俺も告られるとは思わなかった(笑)ちょっと地味だからいじってやったてただけなのに!あいつの付き合うとかありえないから!」

ガコン!

「ん?」

私はショックで体から力が抜けてゴミ箱を落としてしまいました。

「あ…ど、どうしよう…。先輩に気づかれちゃう。」

私は動揺のあまり、急いでゴミ箱を取り全力で走って図書室に行きました。

「おかえり!琴音遅かったね!って琴音!?どうしたの?」

「り…里奈ぁ…!!」

「ほんとどうしたの?大丈夫??」

「それが…」