[司side]
入院して一日が経った
俺は相変わらず君の名前を知らないままだ
一緒に過ごすんだから名前くらい教えても
良くない?冷めてるよな〜あいつ
まあそんなとこも好きな俺も俺なんだけどな
よしっ、と気合を入れて俺は君に近づいた
「なあ、なんで名前教えてくんないの?
一緒に住んでるんだから名前で呼ぼうぜ!」
すると君は俺をチラッと見た後
「昨日も言ったけど教える必要無いの」
そう言って本に目を移した
「俺さ君のこと名前で呼びたいの!
そんなに自分から言うの嫌なら看護師さんに
聞いちゃおっかな〜??」
なんて言ってると
「・・・あかり」
とそれはめっちゃ小さい声だったけど俺の耳
には届いた
「あかりな!!俺は司って言うから好きに
呼んでくれ」
俺は名前が聞けた嬉しさで鼻歌を歌いだし
てしまった
次はあかりがここにいる理由だな…
どう聞き出そうかな〜と考えながら夜が
明けていった
入院して一日が経った
俺は相変わらず君の名前を知らないままだ
一緒に過ごすんだから名前くらい教えても
良くない?冷めてるよな〜あいつ
まあそんなとこも好きな俺も俺なんだけどな
よしっ、と気合を入れて俺は君に近づいた
「なあ、なんで名前教えてくんないの?
一緒に住んでるんだから名前で呼ぼうぜ!」
すると君は俺をチラッと見た後
「昨日も言ったけど教える必要無いの」
そう言って本に目を移した
「俺さ君のこと名前で呼びたいの!
そんなに自分から言うの嫌なら看護師さんに
聞いちゃおっかな〜??」
なんて言ってると
「・・・あかり」
とそれはめっちゃ小さい声だったけど俺の耳
には届いた
「あかりな!!俺は司って言うから好きに
呼んでくれ」
俺は名前が聞けた嬉しさで鼻歌を歌いだし
てしまった
次はあかりがここにいる理由だな…
どう聞き出そうかな〜と考えながら夜が
明けていった