「おい、泣くなよ。俺らはお前を慰める事も出来ないんだろ?」

清水課長が心配そうに聞いてくれて

「はい。そうです。触らないで下さい…」

「本当に無理なの?」

神谷君が私に手を伸ばして 手を包み込んだ。

やだ…。触らないで…

「神谷、お前触んなよ…」

あれ?何も反応しないよ?

「あれ?おかしいな?神谷君だと大丈夫みたい?」

「ほんとに?」

神谷君が今度は私の手を そっと繋ぐ…

やだっ止めて…
えっ?

「チッ お前 深町に触れるな‼」

清水課長 何故かキレてる?

「深町、お前フロアーに戻れ!神谷お前は…ここに残れ…」

急いで 会議室から出てフロアーに戻った。何故、私はアレルギーが出なかった?

それと……何故清水課長は怒ってたの?わからない事だらけで、頭がパンク寸前で、また倒れそうだと思った……