優那は目が離せない…そんな事は わかっている。だから マンションまで迎えに行き 一緒に出勤した

いつもの日常じゃない事を いつもの日常にする作戦で…優那を油断させて 必ず落としてやる…

この週末は同期会だし、清水課長や中嶋さんに、持っていかれない様に 守るんだ…
会社のモテメンNo.1、No.2の彼らに 立ち向かうのは 中々辛い…

「優那ちゃん。今日は朝言ってたパン屋さんに帰り寄らない?一駅向こうだから帰りに寄れるし、どう?」

「///え~!いいなぁ。理人君連れて行ってくれる?」

ニコ…最強スマイルを頂きました…
優那はヤバい…マジで瞬殺

「///早く仕事終わらせて 待ち合わせしよう」

「///うん。理人君楽しみだよ。早く行きたいな」

素直な優那…あ~抱き締めたい…

「///ねぇ 僕を抱き締めてくれない?」

「///無理…アレルギー出ちゃうから…」

「///さっきもだけど、アレルギー出なかったらいいんだ?優那ちゃん むやみやたらと アレルギーの事言うと…勘違いする奴いるから気を付けて…僕もその1人だし…」

天然可愛さ100%なのに 手の届く存在…だが近付けない距離のアイドルは…今日も無敵で、笑顔の最強アイテムを無防備に装着して のほほんと男達を翻弄しまくるのであった…