コンコン…

扉をノックされ 清水課長が私から離れる
はっ!今は就業時間内 私…しっかりしなきゃ…

ガチャ…

「失礼します。清水課長、部長が呼んでいますが…」

「あぁわかった…、優那は机の上の資料 コピー10部して、昼からの会議室に持って行って…」

「わかりました」

「結城さんどうしました?」

「いや、いつも清水課長は 優那ちゃんと二人きりで 変な気持ちにならないなかな?と思って 優那ちゃんと二人きりの妄想してた…」

変な結城さん…

「で、その結果こうなる…」

後ろから抱き締める結城さん…

いい匂いがする結城さんだけど 私の好きな匂いは別の人…また今日もアレルギーは反応しない?

「あれ?これって昨日のキスマ?でも…微妙にズレがわざとされている?」

やだ…完全にバレてるっぽい?

「優那ちゃん…ねっ!教えてよ…」

コンコン…

「失礼します。中嶋さん、総務の人が来てます…」

「チッ、わかった、神谷君サンキュー」

はぁ…危なかった…

「理人君 ありがとう。助かったよ…」

「クスクス…優那ちゃん焦り過ぎ。何 中嶋さんに 迫られてた?」

「えっ?そ、そんな訳ないじゃない…」

「だって顔真っ赤なんだよ。可愛い…ねぇ触りたい。ダメ?」

「///ダメだよ…って失神しちゃう…」

「へぇ今の言い方だと、失神しなきゃOKなんだ…優那ちゃん大胆だね!」

え?理人君 何だか意地悪だ…

「///違う…男の人の近くにいる時は 気を付けないといけないから…近付いちゃだめ!」

「あ~誰だ?余計な事優那ちゃんに教える奴は…」

理人君の話にも疑問点が沢山あるけれど、
理人君も男の人だから、危機感を持ち これ以上 踏み込めない様に バリアをしっかりしなきゃ

無駄な脳内シミュレーションをする優那だった…