朝 いつもの時間に出勤すると 前から二人組が来る。良く見ると優那と神谷だ。

神谷が一生懸命 優那に何か言っている

「さっきの僕のお薦めのパンどうだった？」

「///すっごく美味しかった…昨日のチーズフォンデュのフランスパンもそうだけど、神谷君ってグルメだよね…」

「そうかな？そんなに グルメってほどでもないよ。あっでもあの店もパンが美味しいの思い出した！」

「え～。それ何処の店？」

「じゃあさ、また一緒に食べに行こうよ…」

俺は朝からイライラしていた。

優那が自然と神谷と話しているから…お前 男性恐怖症じゃなかったのか？それに、今日の装いは、可憐な優那にしか似合わないじゃないか？というくらい似合っている

眩しくキラキラしている優那を見ている 回りの男共…

「おはよう。今日は二人早いな…」

「あっ、清水課長おはようございます。」

「おはようございます、清水課長…」

三人で会社のエントランスに入る。エレベーターは人が 結構待っているから、 優那は階段を使って上まで上がる。神谷も一緒に階段を使うようだ。

イライラ度数がMAXまで来た…
鞄を机の上に置き 優那がフロアに入って来て 直ぐに腕を掴んで 会議室２に二人で入った…