昼休み前に 私が小谷主任とランチに行くという事が 部内でちょっとした騒動となる

「主任、僕も深町と一緒にランチに連れて行って下さい」

と神谷君が上手く主任にお願いする

「俺も深町さんと一緒にイキたい…いいですか?」

とどこに行くつもりなの?中嶋さんもランチに着いて行く気満々みたい

「しょうがないわね、私が予約してあげるわ…」

と尤もらしく 然り気無く参加するつもりの天海さん。

小谷主任から清水課長の秘密を聞きたかった私は 少し残念だ…

「///小谷主任、また二人で行きましょうね♪私 小谷主任の事 憧れてるんです…」

「///可愛い。深町さん…ねぇ主任って呼ばないで、奈月って呼んで?」

小谷主任 何だかテンションがおかしくなってる?抱き締められてるんだけど…うるうるしてる瞳で 私に名前を呼ばれるのを待ってるみたい?

「///奈月さん、大丈夫ですか?」

「///あ~ん。ヤバいわ…深町さん早く食べたい 我慢出来ないわ…」

え?って思ったけど…昼まで後少しで、そんなにお腹空いて我慢できないの奈月さん?

周りの男の人達が、小谷主任を冷めた目で見ていたのを 私は気付かないのであった…