「今日は遅いから此処に泊まれ。明日休日出勤だし、お前ん家寄ってやるから、着替えて会社に行けばいいだろ?お前の世話をして 疲れたから休ませろ…」

ズルい…嫌だって言えないじゃない…だけど、友達じゃなく 異性の上司の部屋にお泊まりって 問題ありでしょ?

「私、タクシーでも帰れますが…ダメですか?」

「だめだ…俺が嫌だ…」

///俺が嫌だって…そんなぁ…

「もう ごちゃごちゃ言ってないで シャワーしてこい。はい、これバスタオルと 俺の服。さっさと行った行った…」

仕方なしに バスタオルと服を持って バスルームに行く。

清水課長のマンションは 独り暮らしの割に 広い。バスルームも ゆったりとした作りで お風呂の中にテレビまである。シャワーをして 服を借りる

あっ…大きいTシャツとブカブカのハーフパンツ。この香り、清水課長と同じ…私嫌いじゃない匂いって思ってる

リビングに行くと、清水課長が ソファーに凭れて眠っていた。

疲れている清水課長なのに…私より綺麗な顔。普段は近付けないから、側に行ってマジマジと見る

睫毛は長い…鼻はしゅっと小振りで高く 肌なんか 毛穴すらないくらい…唇はちょっとだけ大きく薄い…全てパーフェクトな配置がされていて、神様はズルい…