ゆらゆら揺れている。
この揺れが 特にいい…ずっとこうしていたい…ぎゅっと何かに掴まる

「おい…それ無意識か?お前は寝てても、俺を揺さぶる。参ったなぁ…」

誰かの声が聞こえる…

「おい、着いたぞ起きろ?」

(嫌だ…まだずっと 離さないで…)

「///なっ…」

(もっと声が聞きたいから 黙らないで…)

「///はぁ~」

(ねぇ 寒いから温めて…)

「///ばか…」

ギュッとされて 夢から醒めた…
あれ…私?ん?

清水課長?抱きしめられている?

「要望に応えて 温めているけど不満?」

ニコリと笑う 超絶ハイスペックな男…
クラクラと頭がした…