定時になり、急ぎの仕事がないか碧斗に確認する。碧斗は私を会議室2に連れて行く。


「今日は本当は残業して欲しい。お前を久遠とデートさせたくないからな。だけど、そんな事しても 日にちが変わるだけで同じだろ?って俺って…かなり女々しいな///」


碧斗…私のせいで心を振り回してる?


「だから、充電────。」


ぎゅっと抱き締められ 碧斗の匂いを感じて キュンとなる心。それから優しいキスが唇に落ちる。


「昼は衝動的に手荒にして悪かった…。独占欲の塊みたいな真似もして 俺冷静になれなかった…。自分でも この感情の扱いについていけなくて戸惑っている。

早く解決してくれ…俺の精神衛生的に長く掛かると 何をするか予想不可能だから…。

俺自身、引くくらいおかしいよな、ハハ───。」


ちょっと弱ってらしからぬ碧斗がいて…私は碧斗をぎゅっと抱きしめ直して、私からキスを唇にした。

碧斗だけが大好き…と気持ちを込めて─────。