「おはようございます。」

今日は朝から出社出来、安心していた。

「優那ちゃん、今日は何だかお洒落じゃない?」


と、鋭い理人君にびっくりする。


「本当に、まさか優那ちゃん今日デートなんじゃないの?」

えっと…どうしょうか?

「デートではありますが…課長ではないんで、あまり騒がないで下さい。」


小さい声で言ったはずなのに…


「ええ~!誰だよ?そんな羨ましい///」


と大きな声で言うのは止めて中嶋さん…。


「って事は、優那ちゃん的にデートは彼氏がいても誘ってOKって事なの?」


話を聞いていた理人君もどうなの?って顔で聞いてくるから困る…。


「あの今日会う人は特別で、だからデートは必要な重要ミッションなのです。絶対何回も行かなきゃ行けないんです。」

「それ俺が代わりにデートするって事じゃあダメなの?」

「はいダメです。彼氏でもダメな位だから…。」

「はぁ?訳がわからないね。彼氏的に、それ許されるの?」

「う~ん、聞いてないからわからないですが、昼休みに聞いてみます。」


そうだよね、碧斗に言っておかなきゃ。お昼休みの時にランチを食べに行こうとメールを入れた。