「弱ってる優那は格別に俺 庇護欲 半端なく煽られまくりで困るんだけど。違うな…お前の笑顔は最強の無敵だよ/// 」


それって 結局何が言いたいの?


「あ~、優那ちゃんはめちゃくちゃ愛されてる訳ね…。俺の立ち入る隙間は…」

「ないだろ?当然…優那は俺で手一杯だ。お前には教えたくないけど、これ以上ちょっかい掛けない為に…。

こいつ俺以外 男アレルギーなんだ。だから触れんな。俺にしか抗体ない、今のところ。触れたら酷い場合 呼吸困難になるから。マジでヤバいから…。」


「それじゃあ、不意討ちでキスも出来ないじゃないか…。」

「させるかよ…。」


「ほら また店長が睨んでる。薪乃、また来るから ちゃんと仕事しろよ。」

「おお///お前名前は?」

「清水だよ。お前には呼ばれたくはないがな…。」

「ハハ…じゃあ清水さん、部下を大切にな…。優那ちゃん、また来てね♪」

ニコリと笑う 爽やかなイケメンさんの薪乃さんは、回りからキャアキャア言われて 厨房に戻って行った。

黙っといるとイケメンさんなのに、喋ると────軟派な残念感漂う薪乃さん…碧斗とお友だちになれた不思議な関係。

私はさっきの話を聞いて 碧斗に大事に想われてるんだと 気付き胸の中がほっこり温かくなった。