会社への帰社途中 碧斗にカフェに行こうと誘われ 前に行ったカフェに寄る。


「優那、お前相当弱ってるぞ。あいつがそもそものアレルギーの始まりなんだよな?」

「そう 私は物心付いた時から、煌が中学生になるまで、ずっと会えば意地悪されてたと思う。それで、男の子が苦手になってアレルギーとのダブル拒否反応が起こり始めたの。」

「酷いな…でも彼はきっと…。 」


何か言いかけた碧斗。


「こんにちは優那ちゃん、来てくれたんだ?嬉しいな…。でも、今度来る時は一人で来て欲しいな。」

「チッ、来させるかよ。」

「怖い人は 出禁にしたいなぁ…」

「こんにちは、薪乃さん。注文ですよね?コーヒーとココアでお願いします。」

「優那ちゃんは マジ天然?更に可愛い~ね。コーヒーとココアね。」


ただ普通に注文しただけなのに おかしな人…だと思うのだけれど。


「///ヤバっ。そのじっと見つめる攻撃、ハートに刺さる…。」

「あの店員さん、早く持って来て貰える?こっちは邪魔されたくないんだよね…全く。」

「この上司、パワハラやセクハラしない?優那ちゃん騙されてないかなぁ?会社で大丈夫か 俺マジで心配だよ。あっそうだ、今日さ帰ったら話しない?優那ちゃん 何号室か教えてくれる?」

「よくもお客様に向かって仕事中に軟派するとか、大概にしろよ。生憎今日優那は帰らない。それに お前に部屋番号を教える訳ないだろ?」


チッ。舌打ちをされ


「優那ちゃんは教えてくれるよ。ね?」

「私は碧斗の彼女なので教えません。」

「そのツンツンな感じも萌える///どうしょう俺…。」

「こら、薪乃 仕事をしろ!」


と店長らしき人に注意をされ 薪乃さんは 厨房に引っ込んだ。