やめて…いやだ。
体全体から拒否反応が出て 久しぶりに体全体に蕁麻疹が出てきた。


「あっ…。ごめん優那ちゃん。俺調子に乗りすぎた。」

「中嶋さんもういいですから とりあえず離れて下さい。1人にして欲しいです。」


「ああ、わかった。ごめんね本当に…」


すごく申し訳ない顔をしながら 中嶋さんはフロアーに戻って行った。

私は 誰かに見られるのも嫌だから 素早く医務室に向かった。薬を塗ってブツブツと痒みが収まるまでそこにいるしかない。


廊下からバタバタと音がして 扉を開けたのは課長…


「優那 大丈夫か?」


私の側までくる碧斗。我慢していた涙が目から溢れる。

「中嶋から聞いた。優那にアレルギーが出たと。中嶋に何をされたんだ?」


課長には大体わかっているんだ…余計に言いたくない…


「…嫌なんです。碧斗以外の人に触られる事が無理です///」


心の声が 微妙なシチュエーションで漏れてしまった…