気不味いながらも、仕事は別。よりによって今日は碧斗と外出がある。その打ち合わせを今しているんだけど…

仕事中の碧斗は 流石にてきぱきとしていて、無駄な時間や作業はない。早々に会議室を出て、外出の資料を出して 準備をする。


「優那ちゃんは、今日課長と外出なんだよね?帰りは何時頃かな?」

理人君?

「う~ん、ちょっと読めないよ。どうしたの?」

「今日、例の虹ロールの試食会があるんだよ。一緒にコンビニに見に行きたいなと思って///」

「えっ、そうなの?わっ!絶対行きたい///」

「やっぱりそうだよね。初めての商品化だから、気になるもんね!じゃあさ、俺遅くなっても優那ちゃん待ってるから、また連絡してくれる?」

「ごめんね。そうしてくれたら嬉しい///」

ニコッと笑うと、碧斗の待つ机に行く。

その後ろ姿を見て はぁ~///とため息をつく優那ちゃんラブの男共…俺も外出したい///と願っても叶わないのであった…