車が集合場所に到着した。

菜月さん、理人君が待っていて

「優那ちゃんお早う。」

「優那ちゃん 清水と一緒に?何で?」

といきなり事情徴収が厳しく始まる。

「偶然 優那を見つけたから 車に乗せて来たんだよ。何だよ菜月いいだろ別に…」

「ズルい…、私も優那ちゃんと一緒に来たかったな。」

「///今日は菜月さんと一緒なの、楽しみにしてます。」

「可愛いわね…優那ちゃん///」

「優那ちゃん 今日はまた可愛い格好だね。またSHOPに行こうね!それと前に行ったパンの店の新商品が出たんだよ。」

「えっ理人君いつの間に行ったの?ズルい…私も行きたいな。」

話している内に 中嶋さんと天海さんが来た。

「おはよう。優那ちゃん、今日もまた可愛いな///」

「おはようございます。お待たせしてすみません。」

「おはよう天海、時間なら大丈夫よ。さてと、みんな揃ったようね。車に乗って行くんだけど、車は…3台。全員で6人だから、二人ずつね?くじ引きしましょうか?」

順番していた菜月さんのくじを引いて、私は理人君とペアになった。

さっきの約束は 流石に言い辛い。

「チッ。」

舌打ちをする清水課長

「え~っ、私…中嶋とペア?襲わないでね。」

「小谷さん。俺…年下専門なんで。」

「私…課長とペア?課長、無理やり嫌らしい事しないで下さいね。」

天海さんの話に 不機嫌そうに

「するか…お前が俺を襲うなよ?」

と中々のペアリングで笑ってしまう。

「優那ちゃん、俺朝からラッキー。姫を無事に別荘へと連れて行くからね。どうぞ、こちらへお乗り下さい。」

と助手席を開けてくれる。

「小谷主任と中嶋さん、清水課長と天海さん、俺と優那ちゃん。気を使わなくていいから、良かったね。」

「うん、そうだね…」

と言ったものの、少し心に風が吹いていて隣が清水課長じゃないだけで、こんなにも残念な気持ちになるなんてと思ったが、理人君にはバレない様にした。