昨日色んな事が起こり、訳がわからない内に1日が終わった

今日からは 清水課長のアシスタントとして 働くと思うと すごくブルーになり気持ちは最悪…

それでも時間は過ぎ 始業時間になる。
朝の朝礼があり、みんなの予定を確認する

清水課長は今日は午後から外出。
私も同行するんだろうか?

「深町 その資料持って 会議室2に来て。」

清水課長に呼ばれて 会議室2に入る。
二人きり、スゴく気不味い…

「深町、今日は午後から外出するけど、お前車は大丈夫か?」

「はい。タクシーは乗れてましたし、父親の車も大丈夫でした。」

「そうか…お前、行き帰りの通勤はどうしてるんだ?」

「電車が無理なんで、会社から二駅先に住んでいるので ここには歩いて来てます。」

「近いのか?」

「徒歩30分くらいです。」

すごく細かい事まで聞かれて 嫌だなと思う…

「悪いな。プライベートな事まで聞いて…」

「その…昨日神谷が触れたのに 平気だっただろ?何でだ?」

「天海さんも握手したのですが 大丈夫でした。私が思うに…天海さんは見た目女性です。神谷君も可愛い男の人でどちらかと言うと 女性寄り それで大丈夫だったとか?わからないですけど…」

「そうか…」

清水課長は考えて 私を見た。

「なぁ深町。荒治療というのを聞いた事があるか?」

は?何言ってるんでしょうか?

一歩、二歩と詰め寄る清水課長…
私も後ろに一歩、二歩と下がる

それを繰り返したら、壁に行く手を遮られ…
気付いた時には 壁と課長に挟まれていた…

何 しようとしているんでしょうか?
止めて…息が苦しい、助けて…