あなたへのラブレター

私はギュッと、
スカートの裾を握りしめた。
黙らなきゃ、
口を閉じなきゃ...!
そう思うなかでも、私の口は喋り続ける。
「愛することも、愛されることも、
すべてが怖いんです!
でも..」
私はバッと、先輩の方を向いて、
叫んだ。