私は、
振り返った。
変だなぁ、先輩がいる。
「琴...」
それに、
私の子とを呼び捨てにするなんて...
「...」
大きく深呼吸。
私は、先輩に背を向けた。
「あれ、もう手紙見たんですね」
嘘だ。