あなたへのラブレター

私はもう一口、
サンドイッチをたべる。
優しくされるのは、
なんだかなれない。
だから、
そっけない返事しかできない。
「フフ、
父さんに感謝しなきゃな」
「父、さん?」
私の手が、
ピタッと止まる。