「で、どこにいくんですか?」 先輩につれられて、 とりあえずバスにのる。 女子の視線がいたい。 「さぁ、それはついてからのお楽しみ」 そういって笑い、 私の口にあめをひとつほうりこむ。 (あ、ぶどうだ。 おいしい) 私は自然と笑顔になる。