「ん? お友達?」 仕事にいこうとしているようだ。 「あ、先輩...」 「お早うございます、 ちょっと、琴ちゃん借りていきますね」 母は、パァーッと顔を輝かせ、 どうぞどうぞと、 私に鞄をわたし、 背中を押した。 あぁ...