豚と真珠



芝山さんは私の言葉に嬉しそうに微笑んだ。


そして、店員さんを呼ぶ。


「はいはい。」


長い髪をひとつに束ねた綺麗目な女の人がやって来た。


「この子を舞台へ。」


「新しい歌い手さん?」


「お試しです。」


「へ~。


じゃあ行こうか!」


私の肩に手を置き、女の人は言った。