「そうだ、美歌ちゃん。 今度俺のバイト先で歌わない?」 「…は?」 当たり前のように私の目の前に座った東藤はんは突然そんなことを言った。 「ちょっと護。」 「急にごめん。 でも、美歌ちゃん歌が上手いって聞いて。 俺のバイトしてるところカフェなんだけど、週に2回歌う機会があるんだよね。 でも、歌い手さんが今度辞めることになって… もちろんお金は払うから。 どうかな?」