豚と真珠



「でも、深山には歌ってる。」


「それは…亜衣とは幼馴染みだから…」
 

一時期亜衣の前でも歌えなかった。


だけど、亜衣は馬鹿にするような人じゃない。


そう分かったから歌えるようになった。


「信用してるから?」


「…うん。」


そう頷くと、桜井くんはニヤッと笑った。