豚と真珠



「あ、ごめん…こんな暗い話。


これ誰にも言ってないから秘密で。」


恥ずかしさから、急いでご飯を食べる。


昼休憩はあと10分で終わる。


桜井くんはまだ私の事を見ていた。


「俺は聞きたい。」


「何…?」


「江藤さんの歌。」


「無理無理…」


いくら昔の事を話したとはいえ、すぐに歌うなんて無理だ。