豚と真珠



「ですが、あなたの歌声は素晴らしかった!」


「それは妹の歌声で、私じゃありません。


それに私は音痴なんです。」


嘘ではなかった。


美奈は私とは違い歌が下手。


その事が、唯一胸を張って誇れる唯一の自慢だった。


「その…妹さんは…」