豚と真珠



「じゃあ行ってくる!」


昼休憩はとうとうやってきた。


教室を出ていった亜衣はご機嫌だった。


「教室で食べる?」


その提案に私は首を横に振った。


人気者の桜井くんとご飯を食べたら、確実に注目される。


それはできれば避けたい。


「じゃあ、音楽室行こうか。」


何故音楽室か気になったけど、私は桜井くんに従った。